析其枝派(其の枝派を析つ)
草書の代表古典”書譜”の一節です。
この前節には、「臨書のコツを会得すれば」とあり、「各書体に通じることができる」と続いています。
孫過庭の書譜は、書論も素晴らしく少しでも生徒様にお伝えできればと思い手本のテーマにしました。各三体ご希望があるため、楷書、行書は作成、草書は臨書しています。(掲載は行書と草書 12/7配布分)
私が6歳から所属している大日本書芸院の創設者 阿部翠竹(すいちく)先生は、座布団が擦り切れるほど毎日古典臨書をされたとのこと。
古典による精進はとても大切です。