(火曜午後クラス)親子で通われている、なんと小学校5年生のSさんの作品です!いつも姉妹のようで羨ましいです。お母さんのRさんが書かれているのを見て、書きたいと言って、初めて書いた作品がこちら♪
”と”(登)、”は”(者)は、むずかしいですが、字形も線質もよく、連綿はぶれずに仕上がっています。すばらしい~。
仮名書道では、原文から文字を変えて表現します。
今回の課題は、原文 ”君が宿 わが宿わくる 杜若 うつろはぬまに 見む人もがな”を以下のように書いています。
君が(可)やと わが(可)やど(登) わく(久)る かきつば(者)た(多) うつ(徒)ろは(者)む ま(万)に みむ人もがな(奈)
階、行、草、隷、篆書と様々ある書体の中でも、かな書道は大変難しいと思います。長く書道を習っている方で漢字が上手でも仮名書道はなかなか、、、、という方が多いのではないかと思います。
”かな”の元は漢字です。仮名書道を練習する前に、今回書く字の源が何かを理解して書くことが必要です。字源を理解しているからこそ、漢字から草がな、女手に変化してきた少しの線の変化を見落とすことなく練習することができます。例えば、女手、く(久)や、ち(知)など。。。。
最初は、連綿と文字の区別がわかりにくいと思います。
一度、放ち書き(連綿せず)して書くことです。お稽古では、初めて書く生徒様には、いったん、作品を放ち書きをして説明するようにしています。
漢字作品だけでなく、積極的に楽しみながら気楽に仮名書道に挑戦していただきたいと思います。
姉妹のような親子R&SさんのRさん作品です。墨の色が綺麗です。”と”(登)が上級者のよう。墨の濃さと色も綺麗です。お二人を見ていると子どもの頃、姉と一緒に通っていた幕張の書道教室の記憶が、色を付けて思い出されます。
こちらは、R&Sさん親子のSさんが着ていた、かわいい”花”のTシャツです。花の美文字です。思わずかわいい!!!!といい購入させていただきました。ご家族がデザインされていらっしゃるとのこと。
東京都現代美術館、金沢21世紀美術館、広島現代美術館にも置いていらっしゃるとのことです。
火曜午後クラス 一般部 Kさんの課題作品です。
いつも一生懸命に練習されています。積極的に質問され、ご自宅でも沢山書いてこられます。禾(のぎへん)の一画目、とても良くなりました。裁縫も得意で手先が器用でいらっしゃいます。何気ない会話の中でも人として学ぶことが多く有難いです。